まづザッと地上に一人か二人しかない斯ういふ頼もしい人物を選ぶものだ。
いはば金策とよぶ至難な事業の軽い瀬ぶみのやうなもので、拒絶をくつても気がおけないから何んとなく楽天的な余裕もあり、壮烈なほんとの軍はこのあとだ!
――つまり、洋々たる前途を望む雄大な気概なぞといふものがあつて、そこで第一の人物を訪ねるときの道々の気持なぞといふものもつひ鼻唄がとびだすほどの言ひやうもなく爽快なもので、戦前すでに敵を呑む痛快無類な気組みなども充分持ち合はしてゐるものである。
まづザッと地上に一人か二人しかない斯ういふ頼もしい人物を選ぶものだ。
いはば金策とよぶ至難な事業の軽い瀬ぶみのやうなもので、拒絶をくつても気がおけないから何んとなく楽天的な余裕もあり、壮烈なほんとの軍はこのあとだ!
――つまり、洋々たる前途を望む雄大な気概なぞといふものがあつて、そこで第一の人物を訪ねるときの道々の気持なぞといふものもつひ鼻唄がとびだすほどの言ひやうもなく爽快なもので、戦前すでに敵を呑む痛快無類な気組みなども充分持ち合はしてゐるものである。