坂口安吾 『金談にからまる詩的要素の神秘性に就て』 まる九日のあひだといふもの殆んど寝床にもぐり通して暮してゐたが、こんな柔らかな幸福には生れてこのかた巡りあつた記憶がなかつた。 第二の人物を訪ねる時には、椋原孔明氏の胎内に臆病といふチャチな悪魔が棲みはじめてゐた。 ガサツで気障でにやけた奴だ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア