もしやくしやした孔明氏はこみあげてくる癇癪で涙がでさうになるのであつたが、にやけた根性の瓢六玉はなんとも不快な小人物で、ムッとふくれて顔をそらしてしまふのである。
なじられるのが気にいらないといふわけである。
漸くのことで第二の人物に会つてみると、この人物は所用があつて大阪へたつ間際であつた。
もしやくしやした孔明氏はこみあげてくる癇癪で涙がでさうになるのであつたが、にやけた根性の瓢六玉はなんとも不快な小人物で、ムッとふくれて顔をそらしてしまふのである。
なじられるのが気にいらないといふわけである。
漸くのことで第二の人物に会つてみると、この人物は所用があつて大阪へたつ間際であつた。