いみじく心もとなきままに、等身の薬師仏を作りて、手洗ひなどして、ひとまに密に入りつつ、京に疾くのぼせ給ひて、物語の多く侍ふなる、あるかぎり見せ給へと、身を捨てて額をつきいのり申すほどに、十三になる年のぼらむとて、九月三日門出して――
このやうな少女達は、いつも君の友達でしたね。
さういへば、この雑誌に、君がたうとうプルウストを書きだしたのを読みました。
いみじく心もとなきままに、等身の薬師仏を作りて、手洗ひなどして、ひとまに密に入りつつ、京に疾くのぼせ給ひて、物語の多く侍ふなる、あるかぎり見せ給へと、身を捨てて額をつきいのり申すほどに、十三になる年のぼらむとて、九月三日門出して――
このやうな少女達は、いつも君の友達でしたね。
さういへば、この雑誌に、君がたうとうプルウストを書きだしたのを読みました。