坂口安吾 『かげろふ談義』 翌年遣唐使をだされることになり、氏忠は十七の若いみそらで副使となり、はるばる唐へ赴いた。 八月十五夜のことであつた。 月にさそはれて唐の都の郊外を歩いてゐると、陶弘英といふ老翁の手引で、皇帝の妹の華陽公主から琴を習ふことになつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア