やがて氏忠は唐の皇帝に重用され、政に参与するほどになつたが、皇后の美しさに、その面影を忘れかねて夜もねむれぬ身となつた。
悶々の情をはらさうと一夜散歩にでかけると、松風の中に簫の音をきいた。
音を辿つて簫を吹く女を知り、心みだれて一夜の契りを結んだ。
やがて氏忠は唐の皇帝に重用され、政に参与するほどになつたが、皇后の美しさに、その面影を忘れかねて夜もねむれぬ身となつた。
悶々の情をはらさうと一夜散歩にでかけると、松風の中に簫の音をきいた。
音を辿つて簫を吹く女を知り、心みだれて一夜の契りを結んだ。