坂口安吾 『かげろふ談義』 悶々の情をはらさうと一夜散歩にでかけると、松風の中に簫の音をきいた。 音を辿つて簫を吹く女を知り、心みだれて一夜の契りを結んだ。 その女を忘れかねる身となつたが、再び女に会ふてがかりがないのである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア