修吉は部屋へ案内してくれた十七八の下婢に向つて、仏像のありかを尋ねてみた。
その下婢はまつしろな肌に、眼の色すら青くはないかと疑はれるほど異国風な顔立で、ふさはしい衣裳をまとふてゐたなら、都会でも目立つだらうと彼は思つたほどだつた。
仏像よりもこつちの方がいいのぢやないか、と、そんな気持がしてゐたのである。
修吉は部屋へ案内してくれた十七八の下婢に向つて、仏像のありかを尋ねてみた。
その下婢はまつしろな肌に、眼の色すら青くはないかと疑はれるほど異国風な顔立で、ふさはしい衣裳をまとふてゐたなら、都会でも目立つだらうと彼は思つたほどだつた。
仏像よりもこつちの方がいいのぢやないか、と、そんな気持がしてゐたのである。