坂口安吾 『木々の精、谷の精』 なるほど弥勒の像である。 台に腰かけた姿勢なのだが、右足を左膝の上へのせてゐる。 さうして右手の指先を軽く当てて頬杖をつき、物思ひとも憩ひともつかぬ風をして、かすかに笑つてゐるやうである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア