坂口安吾 『木々の精、谷の精』 病少年の腹のあたりに、十ちかい傷口があるさうだ。 それは腐つた腸のやうに突起して、膿を流してゐるのである。 それらの突起を口にくはへて膿をすゝる弥勒の様子を考へてみる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア