坂口安吾 『木々の精、谷の精』 修吉は秋山家の裏口からでて間道を通り、お妙の家の前を通つて、夏峠といふ見晴らしのひらけたところへ登つてくるのが好きだつた。 晴れた日は大概そこへ散歩に行く。 さうして、散歩帰りには、お妙の父母たちと話しこんでくることもあつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア