坂口安吾 『木々の精、谷の精』 さうして、立去りがたいのは、弥勒の像の前であつた。 弥勒の像の前に立つと、葛子もその中にをり、お妙もその中にゐるやうだつた。 さうして、人間の秘密のすべてがあるのだが、小さな生死だけがない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア