畠山といふ甚だのんびりした文学青年が、マドロスにあこがれ、たうとう船に乗りこんでカルカッタまで航海にでる物語りだが、登場人物みなみな愛嬌のある善人ばかりで、肩のこるところが全くない。
その代り純文学としては甚しく低調だ。
一読肩が凝らないが、高度の文学性をも笑ひや楽しさを与へてくれるものではない。
畠山といふ甚だのんびりした文学青年が、マドロスにあこがれ、たうとう船に乗りこんでカルカッタまで航海にでる物語りだが、登場人物みなみな愛嬌のある善人ばかりで、肩のこるところが全くない。
その代り純文学としては甚しく低調だ。
一読肩が凝らないが、高度の文学性をも笑ひや楽しさを与へてくれるものではない。