坂口安吾 『市井閑談』 坂口安吾 (一) やまさん 昔銀座裏に「千代梅」といふおでん屋があつたころ、あそこは奇妙な人物が出入して不思議なところであつたが、桃中軒雲右衛門の妻君といふ婆さんなどと一緒に「やまさん」といふ二十二三の優男が居候してゐた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア