坂口安吾 『市井閑談』 僕は意を決し、友人に救ひを求めることにした。 やまさんを誤魔化して連れ出し、自動車を走らせて詩人鵜殿新一のところへ駈つけた。 折から鵜殿は深夜といふのに元旦の肴を部屋一杯に並べて一人ちびり/\と年賀の酒を飲んでゐるところであつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア