坂口安吾 『日本の山と文学』 西行や芭蕉にしても、里人の通る山中の峠は越えてゐるが、わざ/\高峰に登るやうなことはなかつた。 今日の我々にとつて山と詩情は、甚だ多く結びついてゐるのであるがこのやうな感情や感傷は、祖先達には殆ど無かつたことである。 穂高もなく上高地もなかつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア