弾三郎と団九郎で名前の似てゐるのも、多少のつながりはあるのであらう。
北条団水の「一夜舟」に、京都東山に庵を結ぶ碩学があり、一夜写経に没頭してゐると窓から手をさしのべて顔をなでる者があつた。
そこで朱筆に持ちかへて、その手のひらに花の字を書きつけ、あとは余念もなく再び写経に没頭した。
弾三郎と団九郎で名前の似てゐるのも、多少のつながりはあるのであらう。
北条団水の「一夜舟」に、京都東山に庵を結ぶ碩学があり、一夜写経に没頭してゐると窓から手をさしのべて顔をなでる者があつた。
そこで朱筆に持ちかへて、その手のひらに花の字を書きつけ、あとは余念もなく再び写経に没頭した。