即ち、時のみかどが、かぐや姫に懸想したまひ、屡々文をおつかはしになるのだけれども、かぐや姫には悲しい理由があつて、みかどの御意に従ふことができないのだつた。
さうして返事も差上ないやうになつたので、みかどの御悲嘆は深まり、又御愛着は増すばかりであつたが、時が来て、かぐや姫は、はじめて、みかどの御意に従ふことのできない理由を打開け申上げたのであつた。
かぐや姫はこの世の人ではなく月の世界の人であつた。
即ち、時のみかどが、かぐや姫に懸想したまひ、屡々文をおつかはしになるのだけれども、かぐや姫には悲しい理由があつて、みかどの御意に従ふことができないのだつた。
さうして返事も差上ないやうになつたので、みかどの御悲嘆は深まり、又御愛着は増すばかりであつたが、時が来て、かぐや姫は、はじめて、みかどの御意に従ふことのできない理由を打開け申上げたのであつた。
かぐや姫はこの世の人ではなく月の世界の人であつた。