「源氏物語」はこの聖代を摸して作られたものであるといふが、たまたま僕は醍醐帝に就て、こんな御逸話を読んだことがある。
醍醐帝の御時、寛蓮といふ坊さんがゐた。
当時随一の碁の名手で帝に召されて毎日碁の御相手に上つてゐたが、この坊さんは日本で最初の碁の本を著した人でもあつた。
「源氏物語」はこの聖代を摸して作られたものであるといふが、たまたま僕は醍醐帝に就て、こんな御逸話を読んだことがある。
醍醐帝の御時、寛蓮といふ坊さんがゐた。
当時随一の碁の名手で帝に召されて毎日碁の御相手に上つてゐたが、この坊さんは日本で最初の碁の本を著した人でもあつた。