坂口安吾 『総理大臣が貰つた手紙の話』 外套を質に入れてやうやく汽車の切符を買ひ正宗の二合壜に酔つ払つて我家へ帰り、みんな俺が悪かつた、許してくれよ女房殿などと浪花節であやまつてゐる。 皆々愚劣の極である。 即ち斯様な場合に自分は泥棒を働く。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア