坂口安吾 『総理大臣が貰つた手紙の話』 身体は全然隙だらけだし、足を踏まれると矢庭に牙をむいたやうな顔をして怒つたりするけれども、あれは心ある人間の為すべき顔付ではない。 往来の犬や猫がああいふ場合にああいふ顔付をするのである。 猛獣性と知的な鋭さは全くその性質を異にするものなのである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア