坂口安吾 『総理大臣が貰つた手紙の話』 即ち神奈川県に一足這入れば、満員の電車といへども人々は整然と立並び、電車の震動と共に規則正しく揺れ、立並ぶ林の如くであるけれども、ひとたび彼等の眼付を見れば四方八方油断も隙もないことが分る。 静寂である。 無心の如くである。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア