坂口安吾 『総理大臣が貰つた手紙の話』 ただもう醜怪極まれり、極まれり。 徒に肥大硬化した無役な肉塊にすぎなくて、鈍重晦渋面をそむけしむるのである。 野獣のやはらかな曲線なく、竹藪だに睨み伏せる気魄なく、知識の鋭さなど影もとどめてゐない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア