坂口安吾 『盗まれた手紙の話』 然しながら狐疑すべきところはないから、夕方六時に交替すると、自分は直ちに実行にかかつた。 自分は当時兄の家に泊つてゐたが、兄は小さな盛り場に食料品店を開いてゐる。 自分は兄が銭湯へでかけた隙に、店と奥にあるだけの現金を掻き集めて飛びだした。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア