坂口安吾 『盗まれた手紙の話』 更に資本が得たいと思つて、まだ八時といふ宵のうちであつたを幸ひ、十二時頃まで八方自動車を走らせて多くの知人を廻つて歩いた。 自動車代が二十何円かかつたのに、自分の得た金は三円なにがしであつた。 ここに自分は一生一代の失敗をした。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア