今にして当時を想起すれば、心気忽ち痩せ果てて消ゆるが如き羞恥を感ぜずにはゐられない。
一代の繁栄を決すべき大事の瀬戸際に正体もなく酔ひ痴れてしまふとはこの上もない修養の不足で、省て慚愧に堪へざるところであり、精神病院へ送られて然るべきものであつた。
従而自分は入院ののち、一にも二にも修養に心を砕いた。
今にして当時を想起すれば、心気忽ち痩せ果てて消ゆるが如き羞恥を感ぜずにはゐられない。
一代の繁栄を決すべき大事の瀬戸際に正体もなく酔ひ痴れてしまふとはこの上もない修養の不足で、省て慚愧に堪へざるところであり、精神病院へ送られて然るべきものであつた。
従而自分は入院ののち、一にも二にも修養に心を砕いた。