とはいへ自分は鉄格子の部屋の中に幽閉された身の上であるから、株式の予言が出来ても、だうにもならない次第なのである。
必要は発明の母と言ふが、予言の如き霊感でも亦その通りで、自分にその必要がなかつたから、自分は長日月霊感を忘れた日々を送つてゐた。
然るに自分は昨今既に全快して常人と変りがないから、生憎病院の予算の都合で就職不可能ではあるけれども、実際は看護人同様の仕事をする身となつてゐる。
とはいへ自分は鉄格子の部屋の中に幽閉された身の上であるから、株式の予言が出来ても、だうにもならない次第なのである。
必要は発明の母と言ふが、予言の如き霊感でも亦その通りで、自分にその必要がなかつたから、自分は長日月霊感を忘れた日々を送つてゐた。
然るに自分は昨今既に全快して常人と変りがないから、生憎病院の予算の都合で就職不可能ではあるけれども、実際は看護人同様の仕事をする身となつてゐる。