とはいへ彼には通じるから、なにがしは頷いて、立去つた。
自分は看護人なにがしの友情によつて、若干の自由――然しこの大いなる不自由の中では莫大な自由――便宜を受けることが時々あつた。
先にもお話したやうに、自分が時に外出することが出来たのも、主としてなにがしの友情のせゐであつたのである。
とはいへ彼には通じるから、なにがしは頷いて、立去つた。
自分は看護人なにがしの友情によつて、若干の自由――然しこの大いなる不自由の中では莫大な自由――便宜を受けることが時々あつた。
先にもお話したやうに、自分が時に外出することが出来たのも、主としてなにがしの友情のせゐであつたのである。