坂口安吾 『盗まれた手紙の話』 いかさま町も愈これが外れである。 そこの裏からもうひろ/″\となだらかな起伏を流した畑になる。 小便するのに裏口あけて一足でると、頭の上で玉蜀黍がガサ/\と鳴り、畑は一面虫の声で、どこまで続いてゐるやら分らず、遠方に黒い森影が見える。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア