小便するのに裏口あけて一足でると、頭の上で玉蜀黍がガサ/\と鳴り、畑は一面虫の声で、どこまで続いてゐるやら分らず、遠方に黒い森影が見える。
屋台店にやうやく毛の生えたやうなおでん屋は、それでも羽目板にハゲチョロのペンキなど塗り、一押し押すと圧れるぐらゐ小意気な角度に傾いてゐる。
まさしく居る。
小便するのに裏口あけて一足でると、頭の上で玉蜀黍がガサ/\と鳴り、畑は一面虫の声で、どこまで続いてゐるやら分らず、遠方に黒い森影が見える。
屋台店にやうやく毛の生えたやうなおでん屋は、それでも羽目板にハゲチョロのペンキなど塗り、一押し押すと圧れるぐらゐ小意気な角度に傾いてゐる。
まさしく居る。