坂口安吾 『波子』 数へるほどの戸数しかない小さな漁村に、明治初年の古めかしい寺院があつた。 禁令三百年。 血をくゞつて伝承した切支丹の子孫が、今もこの島に住み、漁り、さゝやかな山峡の畑を耕してゐる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア