坂口安吾 『島原の乱雑記』 あゝ、その本はね、昔はこゝでも売つてゐたが、今は本の係りの佐々木といふ人が取扱つてゐますから、上の入口でその人を呼出してきゝなさい、と教へてくれた。 私は石段を登り、中段の入口でその人を呼出した。 私が来意をつげると、その人の眼に狼狽の色が走つた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア