坂口安吾 『島原の乱雑記』 生きた神なる四郎にすら矢が当るといふので、陣中の動揺限りなく、遂に脱走する者数名が現れたのである。 二月二十二日。 伊豆守は二十一日の戦争に死んだ敵兵の腹をさかしめ、腹中の物が青草の類ばかりで米食の跡のないことを見届け、総攻撃を決意した。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア