坂口安吾 『ラムネ氏のこと』 かう遺言して往生を遂げた頓兵衛がゐたに相違ない。 かうしてフグの胃袋に就て、肝臓に就て、又臓物の一つ/\に就て各々の訓戒を残し、自らは十字架にかゝつて果てた幾百十の頓兵衛がゐたのだ。 私はしばらく信州の奈良原といふ鉱泉で暮したことがある。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア