坂口安吾 『ラムネ氏のこと』 私は与へられた食物に就て不服を言はぬたちであるが、この鉱泉では悲鳴をあげた。 若園清太郎に至つては、東京のカンヅメを取寄せるために、終日手紙を書き、東京と連絡するに寧日ない有様であつた。 又、鯉と茸が嫌ひでは、この鉱泉に泊られぬ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア