坂口安吾 『ラムネ氏のこと』 この部落には茸とりの名人がゐて、この名人がとつてきた茸であるから、絶対に大丈夫なのだと宿屋の者は言ふのである。 夜になると、十五軒の部落の総人口が一日の疲れを休めにこの鉱泉へ集つてくるが、成程、茸とりの名人とよばれる人も、やつてくる。 六十ぐらゐ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア