坂口安吾 『ラムネ氏のこと』 それとなく臨終のさまを訊ねてみると、名人は必ずしも後悔してはゐなかつたといふ話であつた。 かういふことも有るかも知れぬといふことを思ひ当つた様子で、素直な往生であつたといふ。 さうして、この部落では、その翌日にもう人々が茸を食べてゐたのであつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア