坂口安吾 『古都』 露路は袋小路で、突き当つて曲ると、弁当仕出屋と曖昧旅館が並び、それが、どんづまりになつてゐる。 こんな汚い暗い露路へ客がくることがあるのだらうか。 家はいくらか傾いた感じで、壁はくづれ、羽目板ははげて、家の中はまつくらだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア