坂口安吾 『古都』 半ば公然と兎の肉を売つてゐるのだ。 この参道の小料理屋では、酒一本が十五銭で、料理もそれに応じてゐる。 この辺は、京都のゴミの溜りのやうなものであつて、新京極辺で働いてゐる酒場の女も、気のきかない女に限つて、みんなこゝに住んでゐる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア