つまり、親爺の石は大方全滅してしまふのだ。
馬鹿々々しくて二度とやる気になる訳がなさゝうなものではあつたが、外の遊びといふものに興を持ちきれない僕は、たゞ気を紛らすための理由だけで、こんな碁でも、結構、たのしかつた。
親爺の乞ふにまかせて、相手になつてゐたのである。
つまり、親爺の石は大方全滅してしまふのだ。
馬鹿々々しくて二度とやる気になる訳がなさゝうなものではあつたが、外の遊びといふものに興を持ちきれない僕は、たゞ気を紛らすための理由だけで、こんな碁でも、結構、たのしかつた。
親爺の乞ふにまかせて、相手になつてゐたのである。