坂口安吾 『古都』 寝ては夢、さめては幻、毎日々々、たゞ、碁であつた。 部屋の中には忽ち碁の書物が積み重り、新聞の切抜が散乱し、道を歩く時には碁のカードを読んでゐる。 碁会所へ来るので顔見知りの特高の刑事に、ヤア、大変な勉強ですな、と四条通りで肩を叩かれる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア