坂口安吾 『古都』 すると親爺も、主婦の目配せで追ひ払はれて、二階の碁席へ、例の通り、うゝ、うゝ、うゝ、と唸りながら這込んでくる。 額に青筋を立て、押黙つて、異常な速度で、碁を打ちはじめる。 あゝ、又、変な客が来てゐるのだな。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア