坂口安吾 『古都』 どん底には辛抱だの思ひやりはないのである。 我儘で、唯我独尊、一杯の茶のサービスが人格にかゝはる問題だつた。 関さんは忽ち拗ねて、今度は、座布団をだし、お茶を注ぐのを専一にやりだし、決して碁の相手にならぬといふ一人ストライキをやりだした。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア