坂口安吾 『古都』 ノンビリさんと称ばれるけれども、凡そノンビリしてゐやしない。 いつもオド/\し、喋りだすと口角に泡をため、顔に汗ばむのであつた。 坐職のせゐか、両足が極度に細く、ガニ股で、居ても立つても歩いても、常に当惑してゐるといふ様子であつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア