坂口安吾 『古都』 然し、悪意は、親爺にはなかつたのである。 果せる哉、倅が自動車を乗りつけて見廻りに来て、大方出来上る頃と思ひのほか、十分の一とつまりはしない。 カン/\に自分の親爺を怒鳴りつけ、それからは、毎晩のやうに見廻りにくる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア