坂口安吾 『古都』 さう/\油も売つてゐられず、箱づめの助勢にかゝり、恨み骨髄に徹して、二階へ駈け上り、ほんまに慾のない人達やないかいな。 お公卿さんの生れの方はうちらと違ふてゐやはるわ。 まあ、きいとくれやす、と、常連の誰彼に軍鷄の声で説明してゐる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア