けれども全身に自信満々たる敵意が溢れてゐるのである。
かういふものは、何か外の場所に、充分拠りどころのある愛情の対象をもたなければ、決して生れるものではない。
涙一滴流さずに何か深く決意を見せて無言の行をつゞけてゐる娘に手を焼いて、僕の所へ頼んで来たのであつた。
けれども全身に自信満々たる敵意が溢れてゐるのである。
かういふものは、何か外の場所に、充分拠りどころのある愛情の対象をもたなければ、決して生れるものではない。
涙一滴流さずに何か深く決意を見せて無言の行をつゞけてゐる娘に手を焼いて、僕の所へ頼んで来たのであつた。