坂口安吾 『孤独閑談』 蜘蛛の巣にかゝつたのだらうと思ひ、昼寝の邪魔だからひとつ逃がしてやらうと思つて顔を出したら、驚いた。 カマキリが梅の木の上で、油蝉を羽交締にしてゐるのである。 背に乗り、後ろ首の一ヶ所に食ひついてゐる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア