坂口安吾 『孤独閑談』 当時親爺には妻子と立派な店舗があつたが、それをみんな投げだして、この商売を始めたのである。 その頃は人並以上の情熱児であつたであらうが、その面影はもはや一切残つてゐない。 残つてゐるのは醜悪な老躯ばかりで、死損ひといふ感じが全てゞあつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア