坂口安吾 『孤独閑談』 僕が京都を去る直前であつたが、三度目の手紙が来て、最後の着物を届けてくれないかと言つてきた。 娘にはもう会はない、死んだものだと思つてゐる、といふ主婦であつたが、一緒に行つてみたいと言ひだした。 僕は賛成ではなかつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア